①幼稚園教諭として本気で発達障害に向き合うということ
おはようございます、マミ子です。
私は最近twitterで悲しいつぶやきを目にしました。
それは、保育園の先生が「発達障害を持つ子」に対して偏見の目を持っている、「あの子は大変だから」とどこか見放している、といった内容でした。
しかも、それに共感している人たちがとても多かったんです。
朝から胸が苦しく、とても悔しい気持ちになりました。
その先生たちは、本気で子どもたちに関わっているのだろうかと。
親御さんの気持ちをどう受けとめているのかと。
私は幼稚園教諭として務めてきた間、何人もの発達障害を持つ子どもたちに出会っています。
私が関わったある発達障害の男の子。
その子のことを少しお話しさせてください。
そして、1人でも多くの保育士、幼稚園教諭の先生の心に響いて欲しいと願います。
私が年少クラスの受け持ちだったときの話です。
私のクラスには30人程だったのですが、その中に1人の男の子がいました。
特にみんなで一斉に何かをするというときに、1人目立つことが多かったです。
自分の気持ちに正直で、周りの動きに同調することが難しい印象でした。
電話口のお母さんの声は暗く、とても申し訳なさそうにしていました。
とにかく全ては明日会ってから話そうということで、翌日の放課後に話し合いの場を設けることに。
私は園長に事情を説明し、翌日の話し合いに同席してもらうことにしました。
そして、次の日の放課後。
ご両親お二人で来られたのですが、部屋に入るなりお母さんがぽろぽろと涙を流し始めたんです。
お母さんは絞り出すように言いました。
「発達障害」
そして、ポツリ、ポツリと少しずつ、これまでに起こったことをお話ししてくれたんです。
次回に続きます。
おわりに
発達障害のお子さんついて話することは、とてもデリケートなことなので、本当は書くかとても悩みました…
これを読んで、気分を悪くされる方もいるんじゃないか…
そんな思いもありましたが、それ以上に伝えたいことがあったので、書く事を決めました。
どうぞお付き合い頂けると嬉しいです。
※これはあくまで私の体験です。全ての発達障害のお子さんにあてはまるものではありません。そのご理解の上で読んでいただけると幸いです。