夫が仕事を辞めたいと言ってきた話⑤
おはようございます、マミ子です。
前回の続きです。
夫との考えの違いにあきれかえった私。
後はなるようなれ…と見守ります。
自己分析の結果、塾の先生が候補として上がった夫君。
とりあえず2つの転職サイトに登録をして、良いところを紹介してくれるのを期待します。
すると、1つ目のところからすぐに連絡がきました。(仮にAさんとします。)
ここからは夫の話をもとに、話の内容をお伝えします。
まずはAさんに、今の職場、仕事内容、年収、なぜ転職したいのかなどの質問をされます。
聞かれたまま質問に答える夫。
そして電話の向こうのAさんは切り出します。
「はっきり言って、転職はあんまりお勧めしませんね」
それでも一応いい条件の仕事がないか調べてもらうと…
すると「夫さんのお住まいの地域では、なかなかありませんね…」と言われました。
そう、ここは田舎。
都会に行けば色々と仕事はありますが、この近辺ではそもそも仕事がないのです!!
また何かが見つけたら連絡しますと言われ、通話が終わりました。
そんな意気消沈の夫の所に2つ目の転職サイトから連絡が入りました。
また色々言われるのか…と恐る恐る電話にでる夫。
電話口は女性の方でした。(仮にBさんとします。)
先ほどと同じようにBさんにも諸々の情報を伝えます。
すると、Bさんは優しい声色で話し始めました。
Bさんは「参考になれば…」と、自分の転職までの経緯を話してくれました。
とにかくBさんが言ってくれたのは「会社を辞めるだけが手では無い」ということ。
その会社で過ごした経歴を捨てるのは最後の選択。
まずはその会社の中で他に自分に向いている場所があるかもしれない。
そこの模索もした方がいいと言ってくれました。
夫はBさんの話を興味深く聞いていました。
頭ごなしに否定から入ったAさんと違い、共感し、寄り添って話を聞いてくれたBさんの話は、ストンッと夫の胸に落ちたようです。
通話を終えた夫は、とてもスッキリした顔をしていました。
この電話は夫にどんな影響を与えてくれたのでしょうか。
次回に続きます。