保育士のマミ子、子育てはじめました!

試行錯誤で毎日奮闘中!

褒めるときは本気で褒めよう!

こんにちは、マミ子です!

今日は保育士として働いてきた経験を活かして、話をしていきたいと思います。
実際の保育現場での体験を元に話しますので、保育士さんに共感してもらえるのではないかなと思います。
ですが、普段の生活でも十分当てはまると思いますので、参考になさってくださいね!

 

 

 

突然ですが、みなさん。

お子さんを褒めるとき、どんな褒め方をしていますか?

 

褒め方にパターンなんてあるのかと思う人もいるかもしれませんが、褒め方一つで子どもたちへの影響に差が出てしまうんですよ。

 

ではよくある悪いパターンと、良いパターンを紹介します。

 

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この二つでどちらが悪いか、それは一目瞭然ですよね。

でもこれって、実は普段の生活の中でけっこう起こりうるんです。

 

ではここから、何がダメなのか、どうすればいいのか具体的に話していきますね。

 

 

➀ながら褒めはNG

 

この絵では携帯をいじっていますが、他にも料理中、掃除、洗濯…家事の最中なんかに子どもに話しかけられると、ついつい手を動かしながら褒めてしまう、なんてことありませんか?

 

実際に園児が家に作品を持って帰った次の日

 

「お母さん褒めてくれた?」と聞くと

「お母さん忙しいから何も言ってくれなかった」

「後で見るって言われた」

と言っていた子が割と何人もいたんです。

 

確かに同じ母として、家事の大変さは嫌というほどわかります!

そしてなぜか忙しいときほど話しかけてくる子ども。

この家事は最後までしてしまいたい、遮られたくない。

 

わかります!!!!

 

ですが、子どもにとってはわかりません。大好きなお母さんに褒めて欲しい、その気持ちだけなんです。

なのでそこはどうか、手を止めて、しっかり向かい合って聞いてあげてください。

今はあなたのことだけを見ているよとわかるように。

その瞬間にきちんと子どもと向き合う、それがとても大切なのです。

 

 

➁少しオーバー気味に褒めよう

 

褒めるときの声の出し方の声は、ワントーン高い声です。

いつも話す声を少しテンションを上げてみてください。

子どもに気持ちがより伝わりますよ!

イメージはそう…

 

うたのおねえさん!

 

え、そんなの恥ずかしい!という人もいるかもしれませんが、慣れましょう!

高い声で褒めると、自然と顔をにこやかになっていきます。しかめっ面で高い声で褒めるのってすごく難しいですよ~。

 

疑う人は実際やってみてください。

 

「すっご~~い!!」(しかめっ面で)

 

どうですか?しんどいでしょ?

 

 

③具体的に褒めよう

 

上記の二つが出来たら、次は具体的に褒めてあげましょう。

例えば似顔絵を持ってきたとき

 

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その絵から得られる情報全てを使って褒めてあげましょう。

ただ漠然と褒められるより、「ちゃんとお母さんは僕のいいところを見つけて褒めてくれてる。ぼくを見てくれている」という安心感が得られます。

 

 

④ダメ押しのスキンシップ

 

スキンシップは本当に大切です。肌と肌とが触れあうことで、ダイレクトに愛情が伝わります。

「描いてくれたその気持ちが嬉しいよ、大好きだよ」と愛しているという気持ちを存分に伝えてあげてください。

 

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なぜこんなに褒めることが大事かというと、褒められることで「自己肯定感」がうまれるからなんです。

 

自己肯定感とは、自分はここにいていいんだと自分を認めてあげる気持ち、自分には価値があるんだという感情のことです。

 

これがある子どもは、自分に自信が生まれて前向きになったり、失敗しても立ち直る強さが身につきやすいです。

しかし、そうでない子は「どうせ僕なんか…」という後ろ向きな気持ちになりやすく、少しの失敗に挫折してしまう事が多いんです。

 

自己肯定感が生まれるためには褒めていればいいというわけではないのですが、きちんと褒めるときにしっかり褒めるということはとても大切です。

(詳しく言うと、自己肯定感には成功体験が不可欠です。何かをやり遂げた!そういう体験が非常に大切と言われています。そこに褒めるという行為も密接に関係しているんです。)

ここを堀下がると少し話がややこしくなるのでこのくらいにしておきます!

 

 

おわりに

 

いかがでしたか?

私も偉そうに言いながら、ついつい忙しさにかまけて褒められていないこともあります。ですがやっぱりそれじゃあダメだな!と自分自身改める良い機会になりました。

 

みなさんも恥ずかしがらず、うたのおねえさんになりきってたくさん褒め、たくさん抱きしめてあげてくださいね!

そして、お子さんの喜ぶ顔を見てください。きっと、やってよかったと思えるはずです。

 

少しでもみなさんの子育ての役に立てますように…

 

 

それでは、また明日