母の価値観の押しつけがつらかった話 ③
おはようございます、マミ子です。
前回の続きです。
まだの方は是非前回もご覧ください。
結局マネージャーを諦め、ピアノを続けた私は高校二年生になりました。
そして、また事件が起こったのです。
前と同じ、母は初めから私の意見なんて聞き入れるつもりはなかったらしい。
初めから私が母の望むような道を言っていたら、母は話を聞いてくれたのかな…
私の気持ちは冷め切っていました。
自分の部屋に戻って、声を殺して泣きました。
正直は母は保育士もいい顔はしませんでした。
教師の方が絶対いいし、やりがいもある!と。
謎の持論を展開していましたが、私は話し半分で聞いていました。
受験をしているときも、早く終わらせたい、進路について考えている時間がしんどいという思いが強かったです。
ですが、保育士の学校の試験に行ったときの先生たちの雰囲気、話などを聞いて、私自身保育士という仕事にどんどん興味を持っていきました。
そして高校を無事卒業した私は、祖父母の家に居候しながら学校に通うことに。
ホームシックになったことは一度もありません。
母がいない、この距離感がとても心地よかったです。
次回で最後です。