職場での出来事。先輩に裏切られた話 中編
おはようございます、マミ子です。
今日は今日の続きになります。
昨日の話はこちらです。
放課後の会議で私の失敗が話に出ることに…
「これはマミ子先生を非難するためではなく、次に同じような失敗が起きないように話に出しています。」
主任の先生がそう言って話し始めます。
他の先生たちは(特に私と同期の新人先生たち)は熱心に聞いていました。
さらし者にするためではないとは言われたものの、やはりその空気はいたたまれなかったです。
みんなの視線が痛くて、恥ずかしくて、息苦しいような感覚でした。
ですが正直、心の中では納得いかない部分も大いにありました。
もちろんしてしまったのは私ですが、私1人が勝手にやったことであるように説明がなされていたからです。
でも「先輩に言われたからやりました」なんて情けない言い訳をするのは違う気がするし…
なんとなくモヤモヤが晴れない気持ちでした。
そのとき、主任の先生から先輩に対して声がかけられました。
この会議の間、先輩は全く発言をしませんでした。
顔も基本はうつむき加減です。
一体先輩は今どんな気持ちなんだろう…
私は顔を上げて先輩の顔を見てみました。
誰が見ても動揺してるっ!!!!!
ごにょごにょと物言いもはっきりせず、語尾が弱くなっていきます。
この人、このまま私が勝手にやったこととして処理しようとしてる…
頭の中で文句たらたらの私。
でもそれを口に出すことは出来ませんでした。
主任の先生もそれ以上追求することはせず、会議は私に対する注意で終わりました。
会議が終わり、書類を書き直してそれを先輩に報告をすると
「ん、ありがとう~…」
と少し気まずそうに返してくるものの、他に何か言ってくるわけでもなく…
私は先輩の顔をまともに見ることは出来ませんでした。
明日に続きます。