母の価値観の押しつけがつらかった話 ①
おはようございます、マミ子です。
今日からしばらく私の昔話にお付き合いください。
話も明るい話ではないので、ちょっと絵のタッチも変えてみました。
描いていると当時の記憶が蘇ってきて、どんどん自分の世界に入ってしまい、勢いでダーっと描いてしまいました。
なので、見返すとちょっと恥ずかしいような表現をしている部分もあります。
お恥ずかしい限りですが、ご容赦くださいませ……
私が幼い頃の話です。
私の母は、父が子育てにあまり協力的ではなかったこともあり、ほぼ一人で私と兄を育ててくれました。
その分厳しいことも多かったです。
そんな母に対するあの頃の思いを書きました。
他にも習い事はありましたが、ピアノには一番力を入れていました。
(ちなみに母はピアノが弾けません。w)
中学3年間も続け、技術的にもかなり上手くなっていました。
そして、兄が高校生になったタイミングで、クラブ活動を優先したいという理由からピアノを辞めたのです。
母はショックを受けていました。ずいぶん引き留めてもいました。
兄の方がピアノが上手でしたしね。
でも中学でもクラブでキャプテン、優秀な成績も残していた兄は、母の意見を退けました。
母はしばらくの間はブツブツ言っていましたが、途中から諦めたようでした。
私は母に意見する兄が、ちょっとうらやましかったのを覚えています。
そして、私もついに高校生になりました。
兄と同じように選択の時です。
自分は裏方に回って選手のサポートをする。
自分が選手として活躍できなくなるけれど、その分友人のサポートをして縁の下の力持ちになるのか…
今までと全然違って、それはそれで気になるな…
特にしたいこともなかった私は、マネージャーという未知の世界に魅力を感じました。
ほぼ気持ちは固まっていたのですが、とりあえず母には言っておこうと、軽い気持ちで報告した私に、母は冷たく笑ったのです。
次回に続きます。