子どもと「もしもの時」を話し合う
おはようございます、マミ子です。
今日は今週のお題「もしもの備え」について話していきたいと思います。
(下書きで置いていたら、お題期間が終わっていました…しゅん。ですが、気にせずあげちゃうもんね!!)
防災週間ということで、我が家も色々と家の物資などを見直しました。
みなさんもチェックなどされましたでしょうか。
幼稚園に勤めていた頃、必ず避難訓練がありました。
そしてそのときには、災害の怖さ、防犯の仕方、逃走経路などを話します。
子ども相手だと思って適当に話すのではなく、真剣に。
災害がどんなに怖いものなのか、それによって苦しんでいる人たちがいるという現実、そして私たちに出来ることは何なのか…
年少さんから年長さんまで全員に話をします。
もちろん話のかみ砕き方は学年で少し変わりますが…
何度も話をしてきましたが、子どもたちはいつでも真剣に聞いていました。
話が終わった頃に、訓練が始まります。
実際に私がしていた訓練の状況はこんな感じです。
だいたいどこの園でもこんな感じだと思います。
もちろん園によって変わることもあるかもしれません。
そして、話の終わりに必ず言うことがあります。
「今日は帰ったらお母さんたちに今日聞いた話をしましょう。そして、自分の家でもし災害が起きたときにどうするのか、きちんと話し合いましょう。」
災害時の物資を用意することも大切です。
でもそれ以上に大切なのは、災害が起きたときにどういう行動を取るのか「家族全員できちんと話をしておくこと」だと思います。
とくに小さなお子さんがいるご家庭はなおさらです。
子どもにとって全く初めてなのと、話をしてもらっているのとでは全く状況が変わってきます。
幼稚園では避難訓練をしているので動けるかもしれませんが、家という違う状況になるとどうしたらいいのか迷ってしまうかもしれません。
もし両親同士では話しているけれど、子どもには言っていないなという方は、是非話してあげてください。
そして、もう一つ、私が幼稚園で話すときに大切にしていることは、子どもの災害に対する恐怖心で終わらないことです。
災害の怖さを話すことは、命を守る行動をする上で大切なことなのですが、あまりにその印象が大きいといざという時にパニックになってしまいます。
「災害は怖いけれど、そのときにきちんと先生の話を聞いて、しっかりついてこれば大丈夫。先生たちが何があってもみんなを守るから。だから、もし本当に何かが起こったときは、落ち着いて先生の話を聞きましょう。」
このように子どもたちに伝えます。
はぐらかしたり、冗談っぽくではなく、真剣に伝えてあげてくださいね。
いつ何時にくるかわからない「もしもの時」。
来ないことが一番ですが、こればかりはわかりません。
でもそのときに後悔だけはしないように、出来ることをしておきたいと思います。